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ヤンキースから凱旋帰国したピッチャー黒田博樹。彼はNPB復帰しても2桁勝利を挙げることができるのか?

結論から言えばできると思う。黒田博樹はメジャーに渡米しボールは変わったが対応した。試行錯誤はもちろんあったはずだがマイナーチェンジ。ツーシームの投げ方を習得しほぼ3年連続200イニングを投げ続けてきた。(2014年は199イニング)

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フロントドア・バックドアと呼ばれるボールの出し入れでカウントを稼ぐことができた。環境が変わっても順応するその才能はメジャーで開花した。

しかし、今度は凱旋帰国。日本へ復帰はいまだ無い現役メジャーリーガーの復活に地元広島はもちろん全国のプロ野球ファンにとって明るいニュースにはなったが、再びボールが変わるという事に注目。

 

ツーシームの変化が小さくなる日本

 

メジャーではボールの変化量が多く、カットボールやツーシームのボールが有効とされている。あの青木宣親もメジャーのピッチャーは綺麗な真っ直ぐは来ないとクセのあるピッチャーばかりと語っていた。

しかし日本のボールは変化量が小さい。ここに黒田の落ち度はないのだろうか?

おそらくは、さほど問題ないと思う。黒田博樹はベース盤のコーナーを突くコントロールを持っている。メジャーの選手でさえ見逃しが多いほど際どいコースへ投げることができる。

そして彼ほどの順応力に優れた選手なら春季キャンプ中には日本のボールを極めてしまうと思う。メジャーでの経験から新しい変化球も生まれるかもしれない。

 

凱旋帰国した過去の選手は成績を残した?

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過去にメジャーから凱旋帰国したピッチャーで良い成績を残したのは実は石井一久くらいだ。古巣ヤクルトへ復帰すると11勝7敗防御率3.44という結果を残し、西武へ移籍しても勝ち星を伸ばし、帰国後は計65勝を挙げた。

他で凱旋帰国した選手の結果は、2003年に帰国した故・伊良部秀輝は初年度こそ13勝8敗防御率3.85という成績だったが次年度より勝てなくなった。川上憲伸や井川慶も成功しているとは言えない状態。

松坂大輔も活躍できるのか心配されているが、黒田博樹の場合は専門家が適応してくると語るくらい高い調整力を秘めているし、凱旋帰国したピッチャーのイメージを払拭してほしい。

 

上手い人に教えてもらう

 

黒田博樹は語っていた。メジャーのスゴイ所は若い選手でも上手いと思えば聞きに行く所。野球を上手くなる為ならプライドを捨てられる、そんな場所だったと話します。古巣カープにはどうか?

前田健太がいる。コーチからキャンプ中の調整を容認されている彼もまた天才だ。きっと真っ先に前田健太の所に行きアドバイスをもらうのではないかと思う。

逆に前田健太も聞けばいいし、それに合わせて大瀬良大地、野村祐輔など将来に期待が持てる若手も参加すれば素晴らしい相乗効果となる。黒田博樹にはそういう所もメジャー仕込みしてもらいたい。

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