広島カープの4番を4月17日から張っていた新井貴浩に待望の1発がでました!それも古巣阪神との対戦で甲子園球場で放ちました!
3塁ベースを回る直前に思わずでた雄叫びも嬉しさを物語っていました。
汚名返上?甲子園でのアーチ
12球団の4番打者で唯一ホームランを打ってなかった広島新井だったが古巣タイガースとの対戦で汚名返上のアーチを放ち3塁ベースを回った所で珍しく雄叫びをあげるシーンもあった。
興奮は冷めずにホームインした後も右手をたかだかと掲げ完全復活をアピール!カープにも阪神にとっても衝撃のホームランだった。
新井貴浩が4番に座ることになったのは相次ぐ外国人の故障や不調による代役だった。エルドレッド、グスマン、シャーホルツが4番として期待されてきたが現状失敗に終わっている。
そのなかで新井貴浩は4番に座ってから本来の力を取り戻したかのように躍動。28試合97打席を終えて打率.303、27安打、1本、18打点の大暴れ!打点ランキングも4位まで浮上してきた。
2011年に打点93で打点王に輝いたシーズンを彷彿とさせるような打点マニアぶりに解説者は口を揃えて新井を取って良かったねと言う。
今シーズンはチャンスの場面でその強さを発揮していて得点圏打率は.404まで上昇!まさに今年のカープのキャッチフレーズにふさわしい数字だ。(2015カープキャッチフレーズは上昇魂)
黒田博樹いわくメジャーでは次の打席当てられるよ
2015シーズンが始まる前に新井貴浩と黒田博樹がシート打撃で対戦した際のこと。新井貴浩が力強く振り切った打球はレフトスタンドへ飛び込んだが、打ったあとが大げさなアクションの新井について黒田は「メジャーだったら次当てられるよ」と苦笑いだった。
そして移籍後初ホームランを放った新井貴浩は同様に大げさなアクションだった。
まずは打った瞬間、バットを1塁側へ勢いよく放り投げ会心の当たりをアピール。さらにホームイン後に高々と右腕をあげてアピールした。
カープファンはドヤ顔でその様子を見守れるだろうが阪神ファンはいらついてしまうのではないだろうか(^_^;)
しかし新井貴浩がここまで大げさなアクションを起こすのは珍しいので、よっぽど嬉しかったのだと思う。またFA宣言してカープに復帰したわけではないので、後ろめたさもそこまでなかったのかもしれない。
打率3割に乗せてきて鯉登りの季節に調子をあげてきた広島カープ。ここまで最下位争いを続けていたが実は先発投手のCS率は激高で、中継ぎ抑えに不安がありながらも12球団屈指の投手力を誇るカープ。
防御率もリーグトップの2.32まで上昇し、5月の鯉の季節に合わせて打線も活発になってきたので本当に強い広島が戻ってきたかもしれない。
新井貴浩がチームを引っ張るつもりでこのまま活躍を続けて欲しい!!