先日第5号のホームランを放ったカープの新井貴浩選手をニュース番組で放送していましたが、試合とは別に護摩業で精神修行を行った映像も流されました。
毎年、年初めにカープ石原慶幸選手らと新井選手が護摩業をするのは知っていましたが、新井選手は実に12年もの間この護摩業を続けているそうです。一種のルーティンですよね。
この護摩業はとても熱そうですが、どういった意味の儀式であるのか調べてみました!
護摩業とは
護摩業とは燃え上がる炎を前に、全身全霊の思いを込めて煩悩を焼き尽くすという意味があるそうです。
さらに護摩という意味には物を焼くという意味があって、物を焼くと炎があがり、実は炎は天の口と言われているそうで仏の智慧の象徴でもあるそうです。
焼かれている護摩木は供養として使われているそうなのです。
煙が天に届くことで食事をすることができて、代わりに人に福を与えるとされているそうです。
バラモン教の教えだそうですね(^^)
つまり新井選手や石原選手は護摩業を行うことによって、全身全霊で供養に努め、天に食事を行ってもらって代わりにプロ野球選手として良い成績、活躍ができるようお祈りしているのだと思います。
新井選手も石原選手も常に第一線で活躍してきた選手ですから、この儀式が成功しているとも言えますよね。
苦しい精神状態のときにこの護摩業での行いを思い出し自分の背中を押してもらえるのだと思います。
この他にも日本ハムの中田翔選手なども護摩業をしているそうです。
ちなみに新井選手や石原選手が護摩業を行っているのは鹿児島市の最福寺というお寺です。
護摩業体験にかかる費用は?
お寺によって違うと思われますが、大体15000円前後で護摩業を体験することができます。
少し高いですが団体で予約をすると1人8000円ほどになったりするようなので、もし護摩業を体験してみたい!という方は団体で体験しに行ってみるのが良いかと思います(^^)
護摩業で火傷の心配は?
カープの新井選手や石原選手はプロ野球で成功したいという強い思いで炎に立ち向かっているので、けっこうな火傷を顔面に負っています。
しかしこれはあえて本人が自分により厳しい負荷を与えているのだと思うので、体験したい方がここまでする必要はないと思います。
少し距離を取らせてもらえれば火傷もしないと思うし、お寺のスタッフも火傷するレベルまで近づけとは言わないはずです。
自分が満足できる距離に詰めて護摩業に努めてもらえればと思います。
辛いときにこの儀式を思い出し、前向きになれるだろうと思う距離でチャレンジしてみてください!