鳥谷の阪神残留の決めては?
鳥谷敬が残留を決めた理由は代理人スコット・ボラスの言葉で、簡単に言うとこのような言葉をかけたと思われる。
ボラス「阪神が一番条件がいい。メジャー各球団ともに良い反応はなかった。敬のことを市場価格の3割増しで交渉を続けているが現状は厳しい。実績のあるロイヤルズ青木とは条件が悪く、残留を強く勧める」
「複数年契約も取りたいが2年で精一杯。もともと日本人内野手というのはメジャーの中では評価が低い」
おそらくボラス氏はメジャー市場に詳しいが故に厳しい結果を現状を伝えたはずで、条件の良い阪神残留を強く推奨したはず。長年の夢であり、鳥谷本人も「何を言われても気持ちは変わらない」と言葉を残していたが、代理人の言葉は心に響いたようだ。
年俸・監督手形について
鳥谷が残留した今、気になるのは年俸だ。3億からのアップ提示が確実だと思われるので3億5000万円ぐらいはいくのかもしれない。更に球団は引き止める為に『将来の監督手形』も用意すると報道されている。
将来の監督手形というのはなかなか聞いたことがない。選手が現役の中でそういう言葉を貰えるのはどれほど幸福なことなのだろう。平均選手寿命、年俸が約7年と3000万というプロ野球の世界では、他の選手は喉から手が出るほど羨ましいだろう。
鳥谷の復帰で西岡剛のポジションは?
2014オフでの補強が予想以上の失敗をした阪神にとっては鳥谷残留決定は安心したことだろう。しかし年越しまで去就が分からなかったことで球団は内野手の構想に四苦八苦した。
セカンドに上本博紀がレギュラー定着を決めていた為、西岡剛はケガ復帰後サードで出場。どちらかというとメジャー移籍の方が濃いと見たのか外野手大和をショートで練習させるなど台所事情に苦しんだ。
そこに鳥谷の残留が決まり、再び球団は迷うことになった。鳥谷はショート濃厚だろうから、西岡外野コンバート案も浮上。しかし西岡は契約公開の際に二遊間に拘っていきたい、外野用グラブも用意していないと主張していた。
二遊間のレギュラーを狙うにはセカンドしかないだろうから、上本に勝つしかなくなってくる。しかし出場機会を増やす為には外野としての心構えもしておいた方がいいだろう。ひょっとして外野コンバートが嫌な理由はテレビ映りが減るとかそういう理由もあるのだろうか?笑
一応西岡剛が外野にコンバートされるとしたらセンターが有力。まとまりがあるチームにしたいなら早めに決断し練習を促した方がいいだろう。
鳥谷敬の・・・