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カープの元4番で現阪神タイガースの新井貴浩が契約更改でプロ野球減額制限を超えるダウン提示を受けていた事がわかりました。

新井貴浩は今季年俸2億円という推定年俸でしたが、減額制限の40%を超える1億円以上のダウン提示を受けたようです。

 

今回気になるのは新井貴浩選手の事ではなく『減額制限』ってなに?制限を越えた提示をされるってなんの為に制限があるの?って事が気になるので減額制限についてお話します(*゚▽゚*)

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契約更改に挑んだ新井選手は減額制限を超える1億2000万円前後にダウン提示を受けたようです。

今季の新井貴浩選手の年俸は約2億円でしたので50%以上のダウンを提示されました。

 

 

減額制限とは

 

減額制限とは元の年俸額から減額を受ける際に設けられた減額値の限界の事です。

1億円が基準となっており、年俸が1億円未満の選手は25%が最大。年俸が1億円以上の選手は最大で40%が減額値の最大となっている。

つまり今回の新井貴浩選手の場合年俸が2億円なので減額値の最大は8000万円となっている。

 

しかし、今回の話はその減額値の8000万を越えた1億2000万円のダウン提示となっています。これはどういう意味なのか?

 

実は減額制限は選手にとって年俸が最低補償される安心の制度のように思われるのですが実際はそんな事はなく、ある意味最後通告、極端に言えば半分戦力外通告みたいなものなんです。

球団は選手に対し減額制限を超える年俸提示をする事は普通にできるのです。

一方選手はその提示を受けなければ球団が自由契約にしなければならない為ほぼ受けるしか選択肢がありません。提示されたダウン提示をもし断る場合新井貴浩選手は自由契約となりますので自分を必ず拾ってくれるという球団が現れなければ事実上引退寸前にまで追い込まれてしまいます。

 

やはりその提示された年俸でプレーするしかないかな、とおもいます。

 

カープでも前田智徳選手が減額制限いっぱいの7200万円でサインした事がありますが、制限内という事で戦力外ではないよという球団の敬意という風にも捉えられるシーンもあります。

 

なんにせよ、減額制限を超える年俸のダウン提示というのは選手にとってはとても辛い提示ということですね(^_^;)