プロ野球人気が低迷している理由と球界の努力

日本で代表的なスポーツの１つ野球。野球には誰もが知る通りプロ野球があってテレビ中継などで試合が放送されるので知らない人はいないだろう。

しかし、年々球界の中やファンの間、テレビなどでプロ野球人気の低迷が進んでいると放送される事が増えてきて、国民的スポーツである野球が将来衰退していくのでは？と心配される声も多い。

何故プロ野球の人気低迷は進んでいるのか。また球界はそれにたいして何か努力しているのか。普通一般論で言われている事と僕が感じることも合わせてその理由にせまりたいと思います。

これは僕が実際に聞いた話で分かる部分もあると思った事ですが、プロの野球選手がするプレーってものすごく洗練されていてとても綺麗に見えます。

なにげないゴロの守備やフライのキャッチなどを見ても高校野球なんかと比べると当たり前にキャッチするので、高校野球みたいなエラーやプレーの粗さがないので見ていても面白くないという意見ですね。

バントなんかでもクリーンアップでなければノーアウト１塁などのケースではすぐバントの構えをして１球２球で決めてしまいます。

プロ野球の場合このプレーではほぼ１アウト２塁の形になり先が読めるので見ている側はじれったいプレーにも感じてしまうかもしれません。

しかし、野球が大好きな僕がこのバント処理に関して一言いわせてもらうと、ひいきのチームが勝つ為に選手や監督のサインも必死になって行っています。

もし真剣にその試合を応援しているファンがいるとすればキッチリこなしてくれるプロの選手がなんて心強いでしょうか。

きめて当たり前のプレーも選手は必死なのです。

これは昔から言われている事ですが野球は９回まで試合があり試合時間の平均は３時間を超えます。

・・長いですよね。スマホの普及でテレビ離れが進んでいるこの時代に３時間テレビの前でプロ野球を見続けられるのは僕みたいなコアなファンくらいではないでしょうか？

プロ野球の平日の試合は大抵夜１８：００からプレーボールなので試合時間３時間超えとなると見たいドラマや特番が遅れてしまう事がありますよね。

近年では悲しいかなプロ野球人気の下降に伴って試合時間延長の数は少なくなりました。

しかしやはり試合時間をなんとかしなければなりません。

メジャーリーグでは１試合平均時間３時間７分程度なのに対し、日本のプロ野球は３時間１５分程度らしく、日米で比べてもこれだけ差がついてるのは改善しなければなりませんね。

球界はもちろん対策は進めていてイニング間は２分１５秒以内にプレー再開、投手交代の通告から２分４５秒以内にプレーを再開、ランナーなしの状態なら１５秒ルールで投球するという工夫をしています。

効果はあったようで２０１５年４月３０日時点での平均試合時間はセ・リーグが昨年より７分短い３時間７分。パ・リーグが昨年より６分短い３時間６分となっています。

メジャーリーグとほぼ同等の試合時間になってきたので継続してほしいですね。

これは上の記事と同じようではありますが僕が感じることです。

プロ野球のピッチャーと高校野球のピッチャーの１球１球の間隔を比べると高校野球の方が断然短いです。

平均では２時間～２時間半でプロ野球と比べるととてもスピーディーです。高校野球ではキャッチャーがピッチャーにボールを返してからすぐサイン交換をしすぐ投球モーションに入ります。

けっこうハードですがこなしています。なので春や夏の甲子園を見たあとのプロ野球の試合はとても長く感じてしまうんですね。

ただこれもファンやチームの為の１球１球の重みが全然ちがうプロ野球だからこそなので僕は理解できるのですが、普通のスポーツ好きな方が見られたら長くじれったいのかもしれません(^_^;)