元プロ野球選手で現在47歳の清原和博がいま何をしているかご存知だろうか?
現在、四国霊場八十八カ所を巡る「お遍路」の旅をして自分を見つめ直している。
清原は薬物疑惑が発覚した後に離婚、イメージの悪化でテレビ出演も激減し全てが嫌になり自暴自棄になった。野球さえ大嫌いになったそうでプロ野球選手になるんじゃなかったとさえ漏らしたほど。
一度は自殺を真剣に考えたことは中居正広の金スマで語ったが、息子たちがいたから踏みとどまれたとも語った。
本当の自分を見つめ直す為に始めたのが3月16日から行っている四国でのお遍路で、膝に爆弾を抱えているはずの清原がこのような行為をしているのは精神的に追い詰められた自分を見つめ直したかったからだろう。
しかしお遍路の旅を続けていく中で、自分の心境の変化があることを記者に伝えた。
僕はやっぱり監督をしてみたい
中居正広の金スマに出演した際に野村克也氏に言われた言葉が胸に響いた。
野村克也氏は、
「清原和博マイナス野球イコールゼロ」
と清原には野球しかない、野球(指導者)をもう一度やってほしいというエールを番組のインタビューで語り、恩師のこの言葉がお遍路の旅中ずっと心の中に残っていた。
色々な思いが清原の中にあるだろうが、きっと息子の存在が大きいはず。現在清原の息子2人は野球をしていてその才能が素晴らしいのだと言う。その才能はラグビーワールドカップ日本代表監督候補になっている清宮克幸の息子、幸太郎くん(13歳)にもひけをとっていないと語っています。
ちなみに清宮幸太郎くんの動画がこちら。
清宮幸太郎13歳、マックス127キロ
まさにベーブルースの再来と言われるだけある幸太郎くんだが清原はこの幸太郎くんにもひけを取らない野球センスがあると語るほど将来に期待が持てる自慢の息子のようだ。
息子が高校野球を経てプロ野球に飛び込む時期にはプロ野球の監督になっていたいという気持ちが少しずつ芽生え始めたのだと思う。
記者に対しこういう発言をすることやお遍路の旅で得た感謝の気持ちや思いやりの気持ちを持つ事で新しい清原和博が見れるかもしれないし自分も見てみたい。
ただ紳士すぎる清原は似合わない気がするので険しい表情で抗議する清原とかやっぱり見てみたいと思う。
この旅で細くなって太ももも太くなって徐々に体の調子も良くなっているのでお遍路の旅が終わる頃には本当に野球関係者からオファーがあるかもしれない。
そういった意味でも中居正広の金スマは大きかったと思うし、清原をもう一度応援したいという人は出てきたと思う。事実道中で励ましの声をかけられたり、四国に咲く鮮やかなつつじが清原に力を与えてくれる。
佐々木主浩が語る清原和博
「清原和博は怖そうに見えるけど実はものすごくイイやつ」
そう語るのは親友の佐々木主浩だ。
これも金スマで見て知った話なのだがお二人は大の仲良しで、今も解説者として活躍する佐々木主浩は、
「おまえは絶対野球に関わった方がいいよ」
と激励していました。やっぱり同じ世代の清原のことはほっとけないようで電話をする事もあるらしいし一緒に遊んだりもする中らしく、清原にとってはかけがえのない存在なんですね。
その佐々木主浩が野球に関わる仕事というのは少年野球の監督でもいいし大学野球のコーチでもいい。とにかく野球に携わって生きていってほしいとおまえは野球が大好きなんだからと背中を押すように言った言葉は印象的でした。
清原和博が監督ならこんな采配を見てみたい
まず実現してほしいのが監督が清原でヘッドコーチか投手コーチで桑田氏と一緒にやるってのを実現させてくれたらいいなあーと思います!
プラスこれに佐々木主浩がベンチいても頼もしい。ただ指導者としてのコーチングがしっかりできる事がもちろん条件だが球界が盛り上がることは間違いないハズ。雰囲気の良いチームというだけでなんだか心地よい。
清原和博が監督になったら、『清原野球』という言葉が流行るくらいの采配をしてほしいと思う。
清原らしさと言えばやっぱり打撃。強気の采配で勝利がついてくるような選手と方針を汲んでやってほしい。
例えばこんな感じだろうか?
【清原野球】
・バント少なめ(送りバント、スクイズ)
・エンドラン多用
・盗塁は自由で
・長打狙い
・前進守備少なめ
・お前に任せる
お前に任せるは清原らしいと言えばらしいと思う(笑)采配に困ったときのサイン。選手はただ打つことしか考えなくていいので案外効果があるサインかもしれない。裏を返せば信頼しているともとれるサイン。
バント少なめは1点を取りに行くよりも連打連打で大量得点を狙うような、9回までリードされていても一撃で取り返すような魅力のあるチーム作りが狙い。
エンドラン多用も速攻で点を取りに行く攻撃的な采配。多用することでバッテリーにプレッシャーを与える。怖いのはスタートが遅れたランナーが刺されることだが上手くはまれば即点に繋がるので超攻撃的采配と言える。
盗塁は自信のあるやつに任せ打撃采配の邪魔にならない程度に走るという考え。
積極的に長打狙いのバッティングははまれば凄い。ツーベース2本でも1点になるし選手も思い切りのいいスイングができるようになるかもしれない。
守備に関しては1点を争う場面で前進守備を取る機会を少なくするなど1点2点を恐れるよりも確実な1アウトを取りチェンジを成立させて、次の攻撃で大量点を狙う戦法。
どれも勝手に考えた適当な策だが清原らしい監督になってほしいと思う。