WBSCが主催するプレミア12は11月8日(日)~21日(土)に行われます。
しかしワールドカップやらWBCやら、そもそも今回主催の『WBSC』って何!?
と思われている方も多いと思います。
できるだけ分かりやすい様、ザックリですが紹介していきたいと思います!
プレミア12の12とは?
プレミア12は野球世界ランク12位までの国が出場する大会です!
世界ランク12位までのチームは以下の通り。
1位 日本!
2位 アメリカ
3位 キューバ
4位 台湾
5位 オランダ
6位 カナダ
7位 ドミニカ
8位 韓国
9位 プエルトリコ
10位 ベネズエラ
11位 イタリア
12位 メキシコ
そして、今回から新しくWBSCが主催となります。
WBSCとはIBAF(国際野球連盟)とISF(国際ソフトボール連盟)が統合されてWBSC(世界野球ソフトボール連盟)という新しい連盟が誕生しました。
なぜこのような大会ができたのかと言うと、
もともとアマチュア世界一を決める大会としてIBAFがワールドカップを開催していました。
しかし、プロ野球選手やMLB選手が出場することができないこともあって後に廃止されます。
2006年にはプロ野球選手も出場できるWBCが誕生。
注目を浴びましたよね。
しかし国際大会が2つできてしまった事もありワールドカップの方が廃止となったのです。
そこで4年に1回のWBCの中間年に、
プロ野球選手が参加できてトップ12までの国が参加するプレミア12が誕生したんですね。
なので、実力的にレベルが高い日本(侍ジャパン)は2年毎にWBC⇒プレミア12という風に国際試合を経験していくことになりますね!
なぜ今同じような大会が?
すでに野球は国際大会であるWBCがよく認知されていますよね。
野球のオリンピックみたいな位置づけで4年に1回あるものだ。
と理解できているのではないでしょうか?
人気はともかくWBCがなんであるかくらいは、
メジャーリーガーの主力選手はあまり参加しないけど確かにメジャーリーガーが出場する国際大会とご存知のはずです。
ではここでポッと出てきた『プレミア12』は必要だったのか?
中間年にわざわざ入れるほどやるべきこと?
なんだかWBCよりも語呂が悪いしね・・
その背景にはオリンピック復活へ向けたアピールがメインだと思います。
実はオリンピックから野球が除外されてから国際野球連盟には補助金が下りなくなってしまったらしいです。
そこでこうした国際大会を頻繁に開催することで野球を世界的にアピールし、オリンピック復活を狙ったのだと思いますね。
またその裏で開催地に関して、11月8日開幕戦は日本札幌ドームで行われるのに対し、
11月9日第2戦は台湾で行われるなど(試合は日本ではない)
野球人気の高い日本で開催し、主催側が儲けることを嫌がって全部を日本で開催しないといった金を巡る動きもあったと言われています。
マイナンバーだったり、プレミア12だったり
なんだか難しいことになってきていますが、
WBCが2年縮まったと純粋に思えば楽しめるのかなと思います(笑)