テキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んでいた藤川球児ですが、5月にメジャー昇格し、これから今シーズン活躍するのだと思っていたらいきなり解雇という情報が入ってきました。
これはどういう事なのか。既にレンジャーズは何らかの見切りを藤川投手につけていたのか・・
そして早速藤川投手の日本復帰する!と騒がれていますが古巣の阪神タイガースは慎重な姿勢を見せているようです。
そのワケとは?現在の球速やスタミナ、球種に、右ひじじん帯再建手術などで故障しやすくなった可能性を嫌っているのでしょうか?
現在の球速や球種
まず阪神ファン、プロ野球ファンが一番気になるのは現在、藤川球児は何キロの速球を投げる事ができるのか?という事と、変化球はなにを投げられるのか?という事が気になっていると思います。
阪神は先発投手として検討している事もあり、スタミナ面も気になる所です。
藤川投手は一番最近の公式戦登板は5月15日のインディアンス戦です。
その試合での内容は0回3/2、被安打2、被本塁打1、自責点3、という厳しい結果でストレートの最速は145キロに留まっています。
投げた変化球はストレートにカーブにスプリットです。このスプリットはチェンジアップと投げ分けていた可能性もあるので、もしかしたらチェンジアップも投げます。
三振を1つ取っていますがカーブで奪った三振なので、かつての火の玉と呼ばれたストレートで奪ったわけではないようです。
藤川投手と言えばホップすると言われたほどの高スピンの真っすぐがウリのピッチャーでしたが150キロも出なくこれといったウイニングショットを持っていない今の藤川投手はレンジャーズで必要とされなかったのは無理もないのかもしれません。
藤川球児の全盛期のストレートの回転数
これは藤川投手が渡米する前のストレートの回転数を計測した画像です。
rpmというのは回転数の事で、指からボールが離れてキャッチャーのミットに納まるまでの回転数を表しています。
ジャイロボールだと言われた松坂大輔投手が41rpm、元巨人守護神のクルーン投手が43rpmですが、それを上回る45rpmを記録しているのでそのスピン力は球界一だったと言えますね!
この全盛期までとはいかないものの、高スピンの真っ直ぐを投げられるようになれば、成績が上向く可能性はありますね!
先発適正はあるのか?
もともと高校時代では先発もこなしていたので基本的には全く無理だということはないと思います。
今年は元守護神の横浜DeNAの山口俊投手が順調に勝ち星を積み上げていますので、適正があれば成功するんだなーと感じています。
元カープ現楽天の梅津投手も1軍では中継ぎでしたが、2軍で先発起用されると完投してみたりと意外な適正も見えてくることもありますから、阪神タイガースも前向きに考えてみてもいいのかもしれませんね!
藤川投手は間違いなく素材としては凄いものを持っているので阪神の動向に注目ですね^^