プロ野球のシーズンオフには各種賞が贈られます。
そこに新人の祭典【新人王】があります。
新人王はセリーグ、パリーグそれぞれ1名ずつしか選ばれません。歴代新人王が気になるので見ていきましょう♪
新人王は2人優秀な成績を挙げたから2名選ばれる、という様な事はありません。
新人王獲得は新人王の権利の期限なんかもありますから、かなりチャンスは少ないです。
【新人王概要】
全国の新聞、通信、放送各社に所属しており5年以上プロ野球を担当している記者が、選考資格を持つ選手のうち1名の名前を記入し投票する(最優秀新人に相応しいと思う選手がいなければ、「該当者無し」票を投じることもできる)。セントラル・パシフィック各リーグで最も多くの票を得た選手1人が、最優秀新人に選出される。ただし、最多得票の選手の得票数を「該当者無し」票の票数が上回っている場合、あるいは規定の得票数(投票総数の26%)に達している選手がいない場合は、「該当者無し」になる。(ウィキペディアより)
このようにあまり活躍した新人が居ない年があると該当者なしという年もあります。
【新人王資格】
海外でのプロ経験がなく在籍5年以内で、2年目以降は前の年まで1軍で投手だと通算30イニング未満野手は通算60打席未満
外国人選手…ドラフトで入団したか否かに関わらずプロ経験が無ければ5年以内でも資格があります。
こんな感じになっています。
記録にも残るのでプロ野球選手になったのならまず目指したい賞ですよね!
【歴代新人王 セリーグ】
2013 小川泰弘 ヤクルト 投手 防御率2,93 16勝4敗
2012 野村祐輔 広島 投手 防御率1,98 9勝11敗
2011 澤村拓一 巨人 投手 防御率2,03 11勝11敗
2010 長野久義 巨人 外野手 打率.288 19本塁打
2009 松本哲也 巨人 外野手 打率.293 16盗塁
2008 山口鉄也 巨人 投手 防御率2,32 11勝2敗
2007 上園啓史 阪神 投手 防御率2,42 8勝5敗
2006 梵英心 広島 内野手 打率.289 8本塁打
2005 青木宣親 ヤクルト 外野手 打率.344 3本塁打
2004 川島亮 ヤクルト 投手 防御率3,17 10勝4敗
2003 木佐貫洋 巨人 投手 防御率3,34 10勝7敗
2002 石川雅規 ヤクルト 投手 防御率3,33 12勝9敗
2001 赤星憲広 阪神 外野手 打率.292 1本塁打
2000 金城龍彦 横浜 内野手 打率.346 3本塁打
1999 上原浩治 巨人 投手 防御率 2,09 20勝4敗
1998 川上憲伸 中日 投手 防御率2,57 14勝6敗
1997 沢崎俊和 広島 投手 防御率3,74 12勝8敗
1996 仁志敏久 巨人 内野手 打率.270 7本塁打
1995 山内泰幸 広島 投手 防御率3,74 14勝10敗
1994 藪恵市 阪神 投手 防御率3,18 9勝9敗
1993 伊藤智仁 ヤクルト 投手 防御率0,91 7勝2敗
1992 久慈照嘉 阪神 内野手 打率.245 0本塁打
1991 森田幸一 中日 投手 防御率3,03 10勝3敗17S
1990 与田剛 中日 投手 防御率3,26 4勝5敗31S
1989 笘篠賢治 ヤクルト 内野手 打率.263 5本塁打
1988 立浪和義 中日 内野手 打率.223 4本塁打
1987 荒井幸雄 ヤクルト 外野手 打率.301 9本塁打
1986 長冨浩志 広島 投手 防御率3,04 10勝2敗2S
1985 川端順 広島 投手 防御率2,72 11勝7敗7S
1984 小早川毅彦 広島 内野手 打率.280 16本塁打
1983 槙原寛己 巨人 投手 防御率3,67 12勝9敗1S
1982 津田恒美 広島 投手 防御率3,88 11勝6敗
1981 原辰徳 巨人 内野手 打率.268 22本塁打
1980 岡田彰布 阪神 内野手 打率.290 18本塁打
1979 藤沢公也 中日 投手 防御率2,82 13勝5敗
1978 角三男 巨人 投手 防御率2,87 5勝7敗7S
1977 斉藤明雄 大洋 投手 防御率4,40 8勝9敗
1976 田尾安志 中日 外野手 打率.277 3本塁打
1975 該当者なし
1974 藤波行雄 中日 外野手 打率.289 1本塁打
1973 該当者なし
1972 安田猛 ヤクルト 投手 防御率2,08 7勝5敗
1971 関本四十四 巨人 投手 防御率2,14 10勝11敗
1970 谷沢健一 中日 外野手 打率.251 11本塁打
1969 田淵幸一 阪神 捕手 打率.226 22本塁打
1968 高田繁 巨人 外野手 打率.301 9本塁打
1967 武上四郎 サンケイ 内野手 打率.299 3本塁打
1966 堀内恒夫 巨人 投手 防御率1,39 16勝2敗
1965 該当者なし
1964 高橋重行 大洋 投手 防御率2,76 17勝11敗
1963 該当者なし
1962 城之内邦雄 巨人 投手 防御率2,21 24勝12敗
1961 権藤博 中日 投手 防御率1,70 35勝19敗
1960 堀本律雄 巨人 投手 防御率2,00 29勝18敗
1959 桑田武 大洋 内野手 打率.269 31本塁打
1958 長嶋茂雄 巨人 内野手 打率.305 29本塁打
1957 藤田元司 巨人 投手 防御率2,48 17勝13敗
1956 秋山登 大洋 投手 防御率2,39 25勝25敗
1955 西村一孔 阪神 投手 防御率2,01 22勝17敗
1954 広岡達朗 巨人 内野手 打率.314 15本塁打
1953 権藤正利 洋松 投手 防御率2,77 15勝12敗
1952 佐藤孝夫 国鉄 内野手 打率.265 14本塁打
1951 松田清 巨人 投手 防御率2,01 23勝3敗
1950 大島信雄 松竹 投手 防御率2,03 20勝4敗
投手…36人
野手…23人
【歴代新人王 パリーグ】
2013 則本昂大 楽天 投手 防御率3,34 15勝8敗
2012 益田直也 ロッテ 投手 防御率1,67 2勝2敗43HP
2011 牧田和久 西武 投手 防御率2,61 5勝7敗22S
2010 榊原諒 日本ハム 投手 防御率2,63 10勝1敗
2009 摂津正 ソフトバンク 投手 防御率1,47 5勝2敗
2008 小松聖 オリックス 投手 防御率2,51 15勝3敗
2007 田中将大 楽天 投手 防御率3,82 11勝7敗
2006 八木智也 日本ハム 投手 防御率2,48 12勝8敗
2005 久保康友 ロッテ 投手 防御率3,40 10勝3敗
2004 三瀬幸司 ダイエー 投手 防御率3,06 4勝3敗28S
2003 和田毅 ダイエー 投手 防御率3,38 14勝5敗
2002 正田樹 日本ハム 投手 防御率3,45 9勝11敗
2001 大久保勝信 オリックス 投手 防御率2,68 7勝5敗
2000 該当者なし
1999 松坂大輔 西武 投手 防御率2,60 16勝5敗
1998 小関竜也 西武 外野手 打率.283 3本塁打
1997 小坂誠 ロッテ 内野手 打率.261 1本塁打
1996 金子誠 日本ハム 内野手 打率.261 4本塁打
1995 平井正史 オリックス 投手 防御率2,32 15勝5敗27S
1994 渡辺秀一 ダイエー 投手 防御率3,20 8勝4敗
1993 杉山賢人 西武 投手 防御率2,80 7勝2敗5S
1992 高村祐 近鉄 投手 防御率3,15 13勝9敗
1991 長谷川滋利 オリックス 投手 防御率3,55 12勝9敗1S
1990 野茂英雄 近鉄 投手 防御率2,91 18勝8敗
1989 酒井勉 オリックス 投手 防御率3,61 9勝7敗9S
1988 森山良二 西武 投手 防御率3,46 10勝9敗
1987 阿波野秀幸 近鉄 投手 防御率2,88 15勝12敗
1986 清原和博 西武 内野手 打率.304 31本塁打
1985 熊野輝光 阪急 外野手 打率.295 14本塁打
1984 藤田浩雅 阪急 捕手 打率.287 22本塁打
1983 二村忠美 日本ハム 外野手 打率.282 13本塁打
1982 大石大二郎 近鉄 内野手 打率.274 12本塁打
1981 石毛宏典 西武 内野手 打率.311 21本塁打
1980 木田勇 日本ハム 投手 防御率2,28 22勝8敗4S
1979 松沼博久 西武 投手 防御率4,03 16勝10敗
1978 村上之宏 南海 投手 防御率3,61 5勝8敗3S
1977 佐藤義則 阪急 投手 防御率3,85 7勝3敗1S
1976 藤田学 南海 投手 防御率1,98 11勝3敗
1975 山口高志 阪急 投手 防御率2,93 12勝13敗1S
1974 三井雅晴 ロッテ 投手 防御率3,24 6勝5敗4S
1973 新美敏 日拓 投手 防御率3,65 12勝13敗
1972 加藤初 西鉄 投手 防御率3,95 17勝16敗
1971 皆川康夫 東映 投手 防御率3,44 11勝14敗
1970 佐藤道郎 南海 投手 防御率2,05 18勝6敗
1969 有藤通世 ロッテ 内野手 打率.285 21本塁打
1968 該当者なし
1967 高橋善正 東映 投手 防御率2,46 15勝11敗
1966 該当者なし
1965 池永正明 西鉄 投手 防御率2,27 20勝10敗
1964 該当者なし
1963 該当者なし
1962 尾崎行雄 東映 投手 防御率2,42 20勝9敗
1961 徳久利明 近鉄 投手 防御率3,26 15勝24敗
1960 該当者なし
1959 張本勲 東映 外野手 打率.275 13本塁打
1958 杉浦忠 南海 投手 防御率2,05 27勝12敗
1957 木村保 南海 投手 防御率2,46 21勝11敗
1956 稲尾和久 西鉄 投手 防御率1,06 21勝6敗
1955 榎本喜八 毎日 内野手 打率.298 16本塁打
1954 宅和本司 南海 投手 防御率1,58 26勝9敗
1953 豊田泰光 西鉄 内野手 打率.281 27本塁打
1952 中西太 西鉄 内野手 打率.281 12本塁打
1951 蔭山和夫 南海 内野手 打率.315 6本塁打
1950 荒巻淳 毎日 投手 防御率2,06 26勝8敗
投手…43人
野手…15人
【新人王は圧倒的に投手が多い!】
セリーグ、パリーグの歴代新人王は上記の通りで投手の方が圧倒的に多いという結果になりましたね。
理由は分かりませんがその傾向はあるようです。
経験が少ないバッターにとってプロの球を打つのは至難の技という事なのでしょうか(´・ω・`)
2014年に新人王は誰が手にするのでしょう!やはり投手なのでしょうか?
楽しみですねヽ(*´∀`)ノ