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先日9月12日の阪神戦で藤浪投手が157キロを記録しカープを完投した試合がありました。

 

しかしその試合の背景であわや乱闘かという場面がありました。

 

その瞬間はもはやカープのセカンドに居てもらわなければならない存在の菊池選手の胸元へ藤浪投手の執拗なまでのインコース責めにありました。

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このカープの主力への厳しいインコース責めの果てに胸元へデッドボールを当ててしまった藤浪投手にカープベンチは怒り心頭。

 

両軍ホームベース前に出てきて言い合う場面がありました。

 

 

藤浪投手が菊池選手へ与えた死球から警告試合へ

 

 

この警告試合の発展となったキッカケは実はカープ先発の福井投手が阪神の主力マートン選手の左腕にデッドボールを当ててしまっていた経緯がありました。

 

 

マートン選手へ福井投手が死球を与える

 

※動画が似ていますがコチラは福井投手の死球の方です。

 

 

このあと菊池選手への死球ということで審判は報復行為の可能性があるとしてこの試合を警告試合としました。

 

 

そもそも警告試合とはどういうものなのでしょう?

警告試合と聞くとなにやら試合自体が無いものになるとか重大な宣告なのかなとか思ったりしてましたが…

 

 

警告試合とは

 

 

警告試合は、試合中のプレーによって乱闘、または乱闘に至らなくても両チームの選手による睨み合いなどで一触即発の状態に発展または危険球を投じたことにより、その後相手チームによる報復行為が行われる可能性があると審判団が判断した試合である。

 

警告試合とする場合、審判団は警告を発し警告試合とする旨を宣告する。警告試合となった後は報復行為であると審判員が判断したら理由の有無問わず報復行為を行った選手や、当該チームの監督に退場を宣告することができる。特に死球の場合は回数や危険球か否かを問わず退場させることができる。

(ウィキペディアより)

 

 

つまり退場「させることができる」という記述なので今後死球を与えたり言い争うような事をしたら審判の独断で退場にしますよ?という脅しのようなものですね。

この試合自体が消滅してしまうような事ではないようです。

 

しかし頭部死球でもない死球などでも投手への退場、監督への退場宣告などができてしまう事から若干ですが両軍にとって不利な試合環境とはなりそうですね(´・ω・`)

 

またこのような事例もあり、2005年の5月13、14日の読売ジャイアンツ、西部ライオンズとの試合で計6つの死球が出て、更に2戦目に西部和田一浩選手への死球で巨人タフィ・ローズ選手と西部ホセ・フェルナンデス選手がにらみ合うなどして険悪なムードで試合を終えてしまった為、翌日15日の試合を最初から警告試合の宣告をした事例もあるようです。

 

 

つまり選手がケガしないようにとかスポーツマンシップに則った試合を行えるよう配慮されたルールのようですね(*゚▽゚*)

 

確かにプロ野球には乱闘がないシーズンも珍しいですし気持ちよくプレーして貰う為に素晴らしいルールだと思いますね♪

 

これからも危険だと思う試合は審判さん、お願いしますm(_ _)m