悲願の25年ぶり優勝へ向けて広島カープが2016年を赤く染めています。
8月24日、2位巨人との直接対決を制し25年ぶりのマジックを点灯させました。
巨人とのゲーム差は8になり優勝の可能性はグッと高まったように思えますが数字にすると何%くらいの確率になるのか考察してみました。
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カープの優勝確率
単刀直入に結論を言うと99%くらいでカープの優勝は間違いないと思います!
マジック点灯というのは2位以下のチームが自力優勝の可能性が消えた瞬間に点くものですが、状況によりたとえマジックが点灯していても大して有利でもないパターンがあります。
2位とのゲーム差が2ゲーム3ゲーム程度の場合などがそうです。1位のチームが連敗し2位のチームが連勝すれば案外簡単にマジックというものは消滅してしまいます。
しかし今回のカープのケースは全然違います。
ゲーム差が8あるわけですから巨人は最低でも8連勝以上の大型連勝が必要になってきます。
マジック点灯=2位以下の自力優勝消滅なのでカープが負け続けない限り巨人に優勝の目がありません。
ここからは巨人は直接対決で絶対に勝たなければならないし、カープが他球団に負けないとさらに厳しくなります。
シーズン終盤のプレッシャーに勝てるのか
実際のところ去年のカープは4位でした。シーズン終了間際のしびれる時期にプレッシャーからことごとく調子を落とす傾向があるチームです。
だからこそ優勝から25年遠ざかっているし巨人や中日など優勝争いを経験してきたチームに勝負どころで勝てませんでした。
しかし今年のカープを見る限り、緒方監督の「我々はひたすら自分たちの野球を143試合やるだけ」と言うとおりメンバー全員が気を緩めることなくプレイしています。
現在の首位という立場を見て余裕をこいてこけるという空気は一切感じられません。
そのゲームが巨人戦などを見ていればよく分かります。
カープの強さは緒方監督の威厳にあり
カープの試合を見ていると当然緒方監督が何度も映ります。
僕はプロ野球の試合を見ているとこの監督が映ったときの表情や態度などを気にしてみています。
なんとなくチーム状態や雰囲気などが伝わってくる気がするからです。
野村前監督時代は個人的には嫌いでした。カメラが野村監督を映すとよく唾を吐くシーンが映りました。
見ていてとても気分が悪いですし選手の士気も上がりにくかったんじゃないかと思います。
監督の態度で好きだなと思っていたのは前巨人監督の原監督とかは好きでした。
良いプレーは褒め悪いプレーのときは厳しい表情で見つめ、自分が選手ならついていきたくなるような監督だなと思いながらみていました。
そんな雰囲気を緒方監督からも感じます。
チームが点をとったときでも思い切り喜ぶわけでもなく選手を称え、常に冷静に選手の活躍を見守っています。
試合後のコメントなどでもとても選手をよく見ていると感じます。
得点圏で得点できた場面、できなかった場面についてやるべきことができた、対策を練っていきたいなどしっかり分析して次につなげています。
監督が涼しい顔でどしっと構えているからこそ選手は安心して信じてプレーできているのではないでしょうか?
リオオリンピックが後押し?密かにCS確定
リオオリンピックが開催されるなか密かに快進撃を遂げていたカープがいました。
オールスター後初の2連敗以上するなど調子落としたんじゃない?という空気が漂いました。
11ゲームあった2位巨人とのゲーム差も4,5ゲームまで縮まりカープファンはいつものプレッシャーに弱いカープに戻ってしまった?と心配したことでしょう。
しかしリオオリンピックが8月5日に開幕した後テレビはオリンピック一色に染まりました。
甲子園も放送されてはいましたがリオオリンピックの注目には到底及ばずスポーツニュースはリオ一色といった感じでした。
ニュースではプロ野球の試合なんか1試合放送しあとは結果のみという寂しい状況でした。
しかしそれがかえってカープにとって世間の目というプレッシャーが取れてノビノビプレーできたのかもしれません。
カープはリオ開催の8月5日から6連勝含む11勝5敗。対する巨人も10勝7敗と好成績ですがそれを上回る勢いをカープに感じます。
去年進出することができなかったCSに早くも進出決定という状況プラス、初の本拠地CS開催は間違いない状況でカープファンにとって最高の年になりそうです。
新たな障害もぶち破ってくる今年のカープ
開幕から月間の負け越しが1つもないカープ。これはパリーグ覇者ソフトバンクにもない安定感です。
巨人は自力優勝の可能性が無くなった今、カープに5勝5敗の5割でいかれてもいけません。
何かのキッカケから大連敗もなくはないプロ野球ですが今年のカープがここから大きく負け越していく姿は全くと言っていいほどイメージできません。
強いカープですが今年は何度となくアクシデントに見舞われてきました。
大瀬良大地の故障、エルドレッドの故障、ルナの故障、戸田の故障、岡田の故障、石原の頭部へバットが当たるアクシデント・・あらゆるピンチがカープにもありました。
しかしその空いたピースをすべての選手がカバーしたと言っても過言でないくらい躍動しました。
安部、ヘーゲンズ、福井、松山、岩本、堂林、下水流、磯村、天谷、今村、一岡などが最高の仕事でカープを支えています。
多くの選手が信頼できるからこそスタメンメンバーを交代させながら休ませられていますし、非情に効率のいいチーム状況と言えます。
今年はカープの年でしょう!!
緒方監督が鈴木誠也選手を褒めた「神ってる」という言葉、これは今年の流行語大賞にノミネートされるのかなと思います。
がんばれカープ!
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